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二人のキセキの物語 MN

第66章 再会の二人1 翔



身体は小さくてもプライドは一人前以上

後ろ髪引かれる想いを抱えながらも
その日以来 俺がj-friendsに行く事は無く
ただひたすら勉学に励んだ

その結果 4年後には
所謂エスカレーター式の大学ではあるものの
難易度の高い学部に入る事が出来 
それと同時にタレント事務所に所属


完全に俺の一方的な想いだけど
あの日、捨て台詞と共にj-friendsを去った事は
何だか大野さんを裏切ったような気がして
今更 歌やダンスのレッスンを再開する事は出来ず

全然違うジャンルの仕事に目を向けて
キャスターやナビゲーターとして
少しずつスキルを積むことを目指した






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