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二人のキセキの物語 MN

第72章 再会の二人7 翔



バタン


ゆっくりと閉じたドアに 漸く脱力 
こつんと額を付けて はぁ・・と息を吐く


もしかしたら 

「今日は泊まって行けば?」

なんて言ってくれるんじゃないかという
淡い期待は 今夜も無残に打ち砕かれ


「ハイ、もう義務は果たしたよね そろそろ帰ってくれるかな」

と言われた気分





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