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二人のキセキの物語 MN

第72章 再会の二人7 翔



だけど 智くんは真剣な顔で
俺を覗き込んで謝るんだ


「ホント ごめんね」
「いや・・・智くんのせいじゃないし」

「俺のせいだよ、確認もせずに勢いよくドア開けたりして」


いや、だって
笑顔で出て行ったはずの俺が
あんな風に未練たらしくドアに寄り添ってるなんて
思うわけないもんな

全く・・・自分のカッコ悪さに泣きたくなる





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