
二人のキセキの物語 MN
第77章 ヌードの二人3 潤
そして、俺の期待がしっかりと目に入ってるくせに
知らん顔で周辺だけを洗ってるカズが憎らしい
今や完全にむくりと起き上がってしまった俺自身に
誘導するようにカズの手を掴むと
「カズ・・・、っん、」
カズの方も積極的に俺のを握り
やわやわと手を動かしてくれた
はぁ・・・もうダメ
カズの肩を引き寄せて口づけ
俺もカズの自身に指を絡める
口の中で漏らされる甘い息と比例して
カズのもぐんと硬度を増す
いつしか身体を洗う事なんてそっちのけ
お互いを高める事だけに集中する俺達の
艶めかしい息遣いがバスルームに響いていた
