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二人のキセキの物語 MN

第80章 ヌードの二人6 カズ



その後も 潤は攻撃の手を緩めず
俺は息も絶え絶え

カラダも心も 翻弄され
全てが終わった後には くたくたになって目を閉じた



知らない間に そのままとろとろと微睡んでしまったみたいで
気が付いたら 隣に潤の姿は無く

少し離れたダイニングテーブルのところ
眼鏡をかけて
PCで何か調べものをしている横顔が見える

多分、寝ていた俺を起こさないようにだろう
部屋の中はごく弱い灯りしか点いてないから
モニターの光に照らされる潤が
本当に綺麗で
本当にカッコよくて
マジで胸がきゅんとする





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