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二人のキセキの物語 MN

第17章 親友の二人1 潤くん



「キスシーン?まぁ、やるしかないよね、仕事なんだから」



俺が密かに楽しみにしてるのと同じように
ニノの方も「潤くんとなら」なんて
甘い言葉をくれるような気がしてた

けど、

「やりにくいよな、男同士のキスシーンなんて」

話を振った俺に 淡々とした表情でニノが言った言葉はこれで


「あ・・・うん、そうだな」


こういう時、ちょっとだけ ニノとの距離を感じる、って言うか
やっぱり俺とニノは違うんだな、って気づかされる



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