二人のキセキの物語 MN
第17章 親友の二人1 潤くん
いよいよだ!と楽屋を出ると
同時に呼ばれたらしいニノと廊下で出くわす
今日 ニノと顔を合わせるのは 今が初めて
「おはよう 潤くん」
「おはよう・・・何か眠そうじゃね?」
「昨日・・あ、今日か。3時までゲームしてたから・・」
「・・・・・・」
欠伸混じり そう話すニノは
予想通り 緊張の欠片も無さそうで
これから撮るシーンも いつもと同じ
「仕事」でしか無い事がわかる
それを見て 寂しいなんて思ってしまう俺は
やっぱり仕事に私情を持ち込んでる、って事になるんだろうか
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える