二人のキセキの物語 MN
第20章 親友の二人4 ニノ
そうこうするうちに 時計の針が11時を指した
そろそろいいかな、と潤くんにLINEする
≪ おはよう、昨日はごめん。今 話せる? ≫
と、すぐに既読が付いて
電話がかかって来た
「もしもし」
眠そうな声
やっぱり寝てるとこ起こしちゃったのかな
「あ・・ごめん、寝てた?」
「寝てねぇよ・・つかほとんど寝れなかった。・・・ニノは?」
「俺?俺は明け方から えーと3~4時間寝た、かな」
「その前は?」
「え?」
「その前は・・出かけてたってこと?朝帰り?」