二人のキセキの物語 MN
第22章 親友の二人6 ニノ
そこから ラーメンを食べに行って
帰って来てコーヒーを飲んで
とにかくたくさん話をした
俺たちは 見た目も趣味も違うし
主義も嗜好も違う
ちょっと大げさに言えば
生き方が違う、って事なのかも知れない
それでも 潤くんと話すのは楽しい
あぁ、そんな考え方もあるのか、って新しい発見があったり
俺だったらどうするかなぁ、って
自分を見つめ直したり
そんな風に、色々な事を真面目に考えるきっかけをくれる反面
思わず笑っちゃうほどのおふざけコントを振って来たり
楽しいんだ
潤くんと居ると とても楽しいんだ
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