二人のキセキの物語 MN
第25章 親友の二人9 潤くん
みんな同年代だから 話も弾む
イヤラシイ言い方をさせてもらえば
やっぱり俺とニノ、そして美玲はこの中でも別格で
残りの面々は まだ駆け出しのタレントだから
俺達を羨望の眼差しで見てくれて
それが心地よくないと言ったら嘘になる
けど、この世界に入ったきっかけから
来年の目標、将来の夢なんかを
若者らしく 瞳をキラキラさせて語り合うのを聴くうちに
俺も刺激されて いつの間にか熱く語ってた
「俺は 世界に通用するエンターテイナーになりたい」