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二人のキセキの物語 MN

第27章 親友の二人11 潤くん



まだ会話は続いてたけど
俺はそっとそこを立ち去った


いつもの印象と違って
大人っぽい、落ち着いた声で話すニノ

その内容も いつも俺の前で見せる 
ちょっと甘くてふんわりした雰囲気の
ニノが言ったとは思えない程
付け入る隙のないハッキリとした言葉だ

こんなニノは初めて見た
ちょっと大げさに言えば
俺は ニノの態度に ちょっと違和感を感じてた、って言うか
よくわからない もやもやした気持ちが湧いてくるのを感じたんだ





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