テキストサイズ

二人のキセキの物語 MN

第30章 クリスマスの二人2 ニノ



「ニノ・・・」
「・・・何・・?どう、したの・・・?」

「ニノ・・・あのさ・・・」
「・・・・・・」


これだよ
怖いぐらいにまっすぐ見つめる潤くん
その視線に、射抜かれたように動けなくなる


「俺・・・」
「・・・・・・」

「ニノ・・・俺、 俺と・・・」
「・・・・・・」


時間が、止まる
周囲の物音も 聞こえない
二人だけの世界になった



ストーリーメニュー

TOPTOPへ