二人のキセキの物語 MN
第3章 出逢いの二人3 潤くん
「・・・潤くん・・?」
ニノの茶色の瞳が俺を見つめ、
その薄い唇が 動いてる、と思ったら
控えめな声で俺の名を呼んだ
「あ、ごめん。どうした?」
「あの・・ボトル 空みたいだけど 次どうする?って思って・・
でも疲れてるならそろそろ帰ろうか?」
「あ、いや。そんなことないよ。ちょっとボーっとしただけ、ごめん」
「ううん、そんな・・でもホント大丈夫?気分悪くなってない?」
大丈夫だよ、せっかくニノと居るのに・・・
酔った勢いでそんな事を口走りそうになった時
俺の隣で雅紀がカラッと笑った
「松潤 ニノが可愛くて見惚れてたんだろ」
「なっ・・///」
「相葉さん、何言ってんの・・///」