二人のキセキの物語 MN
第33章 クリスマスの二人5 潤くん
もっと俺の相手しろよ!ってムッとなりかけたけど
「ほら。潤くん、オソロだね」
可愛い笑顔で嬉しそうに右手を見せるニノに不意を突かれる
「オソロ、って・・・/// これはオソロって言わねーだろ・・・」
「ええ?そうなのかなぁ」
「バカな事言ってないで行こうぜ」
「うん、早く一周して帰らないと 潤くんが風邪引いちゃう」
「俺は平気だってば」
「急げ急げ」
「・・・聞けよ!」
「ふふふ・・・」
何だかなぁ・・・
今日の俺はニノに遊ばれてるみたいだ
でも、そんなのも ちょっとだけ、
ほんのちょっとだけ嬉しいかも