二人のキセキの物語 MN
第34章 クリスマスの二人6 ニノ
「・・・・・・」
おまけに、潤くんはラジオを点けただけで
何も言ってくれないまま ハンドルを握ってる
いや、運転の邪魔になるといけないから
込み合った話をするつもりはないけどさ
あぁ・・・
何でこんなことになっちゃってるんだろう・・・
こんな空気になるなら
告白なんて するんじゃなかったかな
時間を戻せるものなら さっきの言葉を取り消したい
そして 親友として 潤くんと笑いながら話せる自分で居たい
・・・そんなクリスマスマジックは
起きる筈無いけど
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