二人のキセキの物語 MN
第37章 クリスマスの二人9 潤くん
二人とも、今のところは 昨日 意味深な雰囲気になった事なんか
忘れたようなフリをして話してる
けど、俺が忘れてないのと同じように
きっとニノも忘れてないだろう
そして俺は このまま
“ 無かったこと ”にするつもりなんか無いから
タイミングを計って
きっかけを作って
素直な気持ちを最大限にして
俺はニノに好きだと言う
会心の一撃を繰り出すことが出来るかどうかはわからない
もしかしたら そんなのニノにとっては
何の効果も無いのかも知れない
だけど俺はちゃんと言うから
今度こそ決めたから