二人のキセキの物語 MN
第38章 始まりの二人1 潤くん
「うわ~、美味そう・・・マジで良いんですか?」
「遠慮しないでどんどん食えよ」
「ありがとうございます、頂きます!」
パチンと手を合わせて一礼した後
上カルビやタン塩なんかをばくばく食べる
その姿は 嬉しそう、つーか
すげー元気そうで
あれ?悩み事があるってワケでもないのかな?って気にさせられた
「あ、そう言えばさっき 事務所の前で大野さん見かけましたよ」
「へぇ・・・大野さんが事務所に来るなんて珍しいな」
「新しい舞台でもやられるんですかね」
「あぁ、そう言えば聞いたことある。久々だなぁ、俺絶対観に行こう、っと」