テキストサイズ

二人のキセキの物語 MN

第39章 始まりの二人2 ニノ



ふふん、ってバカにしたような笑いを作り
冷ややかにソイツを見て


「あのね、付き合っては居ないよ、だって、さっき好きだって言われたばかりだから。
これから考えてみようと思ってたところ」
「え・・・・・・」

「正直、どっちでもいいと思ってたけど、君にそう言われたらちょっと興味が湧いたな。
俺、他人が欲しがるモノに興味湧くタチなんで」
「・・・・・・」

「それに、潤くんと俺、相性はいいみたいだからね。
知ってる?潤くん、キス上手なの。あ・・勿論、上手なのはキスだけじゃないけど」
「・・・・・・」



ストーリーメニュー

TOPTOPへ