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二人のキセキの物語 MN

第40章 始まりの二人3 潤くん



「上手く言えないけど・・・全部、かな・・・」
「・・・・・・」

「ごめん・・・家まで送る」
「いいです・・・一人で帰れますから。あの人・・・二宮さんのとこ行ってあげてください。スミマセン、俺 あの人にちょっと意地の悪い事言いました・・・」


顕嵐の服はまだ生乾きで 着る事は出来なかったから
顕嵐には 俺の貸した服をそのまま着て帰って貰う事にした


「スミマセン、借りた服は洗って返します」
「洗わなくてもいいよ・・てゆーか、それやるよ。返さなくていいから」

「え・・・マジですか?パンツも?」
「パンツは最初からやるって言ってんだろ。」

「ありがとうございます・・・最後のプレゼントですね」
「・・・・・・」

「今日は 松本君に好きだって告白するつもりで
会って欲しい、って頼んだんです。これでもう思い残すことはありません
色々お世話になりました。あの・・・二宮さんと・・・お幸せに・・・」
「・・・・・・」




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