
二人のキセキの物語 MN
第40章 始まりの二人3 潤くん
もともと 服や鞄を後輩にあげたりすることも多かったけど
そう言えばコイツはいつも俺の服を
すごく喜んで着てたなぁ
・・・なんて、今更ながらに気づいた
ホント、ごめん
お前の事を好きになる事は出来ないけど
報われない片想いの辛さはよくわかるから
ホントに・・・悪いと思ってる
でも、他の誰を悲しませても、傷付けても
結果、ソイツと二度と会えないような事になっても
それでも 俺はニノじゃなくちゃダメなんだ
その事を、今 改めて思い知ったよ
