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二人のキセキの物語 MN

第40章 始まりの二人3 潤くん




「俺・・・今のは別に 嫉妬とかそういうのじゃないから・・・」
「うん」

「ホントに違うから」
「うん、わかってる」

「だから、ホントに違うって」
「え?だから、わかってるって」

「嘘だ、ホントはアイツから聞いたんだろ・・・聞いたくせに俺の事からかって・・・」
「ハァ?何も聞いてないって。疑うなら これが嘘吐いてる目かどうか見てみろよ」


そう言って ニノの顎をくいっと上げさせ
ぐっと顔を近づけると
真っ赤になって目を逸らす





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