二人のキセキの物語 MN
第40章 始まりの二人3 潤くん
「おい、ちゃんとこっち見ろって。そしたらわかるから、俺の気持ち」
「・・・・・・」
とは言うものの、
ニノに俺の目を覗かせるって事は
超至近距離にニノの顔があるって事で・・・
ヤッベ、
ふと気づけば バチッと視線を絡ませた二人は
まるでキスする寸前じゃん
ニノもそれに気づいたらしく
ボッ、と音がしそうな勢いで真っ赤になる
ヤベー、可愛い
キスしたい
そう思った瞬間
気が付いた時には
俺は 吸い寄せられるように
ニノの唇に自分の唇を重ねていた
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える