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二人のキセキの物語 MN

第40章 始まりの二人3 潤くん



ビクッと震えて逃げ出そうとする唇
逃がすものかと 肩に手を回し、
細く開いた唇の隙間から舌を差し込む


「ん・・っ」
「・・・っ、」


物理的になら ニノとのキスは何度かしてる
だけど、今日のキスは今までとは違う

好きだという想い
このまま離したくないという欲望を乗せたキスだ


俺の腕をニノの指がぎゅっと掴む

どうか拒まないで
俺はニノが好きだ
ニノは俺の事・・・好きじゃないの?
全部俺の独りよがりなの?


そんな事を想いながら 俺はニノを抱きしめた







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