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二人のキセキの物語 MN

第56章 背中合わせの二人2 潤


2-2 

「んっ・・・じゅん・・・」
「カズ・・・」

熱いシャワーの下で カズのカラダ中に口づけ
俺のモノだと言う所有印を刻む

あんまり日焼けが定着しない方だと言ってた白い肌は
相変わらずきめ細かく 掌に吸い付くよう
それでも首元や腕には 日焼け痕がついてて
はっきりとした色の違いが見て取れるし
すり傷や虫刺されの痕も幾つもある

完全インドア派のカズにとっては過酷な現場だったんだろうな


胸や腹、それから項や背中まで点検し、
カズを散々啼かせて 誰の痕跡も無い事を確認してから
後ろを探り、そのキツさにも満足・・
というか やっと安心することが出来た






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