二人のキセキの物語 MN
第57章 背中合わせの二人3 カズ
なんて考えちゃうのは
きっと 潤と長く離れてたからに違いない
俺少し不安定になってるのかも
勿論 楽しい事もたくさんあったけど、
やっぱり単身アメリカで仕事するのは 心身共に疲れたし、
潤が傍に居ない事は きっと自分が思うよりずっと
寂しかったんだよなぁ
潤、今夜は俺を離さないで
ずっとずっと潤とくっついていたいよ
そんな想いを込めて 潤を見つめると
潤も優しい目で 俺を抱きしめてくれる
俺は本来 ネガティブな事は考えない様にしてるし
困った時、迷った時も自分で解決して来た
だけど、今の俺は 潤と居ると甘えてばかりだ
でも、それが心地良い
潤・・・、今夜も俺を蕩けさせて