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二人のキセキの物語 MN

第61章 背中合わせの二人7 カズ



待てよ、日本は今何時だ?と
頭の中で時差を計算してみると


「・・こっちが13時、って事は 東京は朝の5時かぁ・・・
だめだ、潤は寝てる時間だ・・・」

着信が1回で伝言もないって事は、何かあったにしても
そこまで緊急じゃないのかも
寝てるとこ起こすのは良くないだろう、

と、タップする事無くスマホを鞄に戻す


気が付けば デインもエマも数メートル先を歩いてる

前に1回行っただけのカフェの場所は
うろ覚えだったから 迷子にならない様に
慌てて小走りになり二人に追いついた



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