二人のキセキの物語 MN
第63章 背中合わせの二人9 カズ
俺の誕生日を祝おうとしてくれた潤
遠く離れてて、時差もあって
声を聞きたくてもすれ違いになる事の方が多い
あの時も最初はすれ違って
やっと話せるタイミングが来たのに
俺はまだみんなと一緒に居て
ビデオ通話にするのも控えて 少し話しただけ
きっと忙しい合間や 睡眠時間を削って
連絡取ろうとしてくれたのに 悪い事しちゃったなぁ
帰ったら真っ先に潤に会いに行こう
そして 潤が良いと言ってくれたら
その日は潤のマンションに泊まって
LA土産の美味しいものを食べながらお酒を呑もう
まずはビール、それからワイン
でも一番お楽しみのメインディッシュは・・・