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二人のキセキの物語 MN

第63章 背中合わせの二人9 カズ



ピンクの妄想がふわふわ羽ばたきそうになるのを
ぶるぶるっと頭を振って両頬をパチンと挟む

いけない
いけない

潤欠乏症になってる俺は
ふとした瞬間に潤の事を考え
にまにまへらへらしてしまうみたいだ

早く日本に帰りたかったら
集中していい仕事しなくちゃ


「頑張ろう!」

気合を入れ直してホテルを後にした






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