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青色と黄色の短編集

第6章 お芝居(番外編)

Mside





ニノと2人で飲むと、





芝居について熱く語ることが多い。






久々に俺の家にニノが来てくれて、






突然キスされた時の表情って

台本読んじゃうともう突然じゃないから

難しいねって話に。






これは実際に


俺が明日撮るシーンのことなんだけどね。








俺はちょっとニノに聞いてみたいことがあった。





リーダーとのことで。








「ニノはリーダーに突然キスされたことある?」




「えッ……あるけど…///」





動揺しているニノ。赤いほっぺが可愛い。





っていうかリーダーそんなことするんだ…




なんか意外…。






2人のことはメンバー間では公認で、



話を聞けばニノは照れながらも答えてくれる。



黙って変に想像されるよりはいいからって


前に言ってたっけ。






「どんな気持ちだった?」





「そりゃ…心臓止まるかと思ったよ。」



「しかも、リーダーがねぇ…」





「うん、意外でしょ…///」






「でも俺そういうのされたことないから

分からないんだよなぁ」




「潤くんモテるからね(笑)」




「からかわないでよ(笑)」



「ほんとじゃん(笑)」



「ニノだってモテるのに(笑)」



「いやぁ、俺は嵐に生かされてるだけよ(笑)」



「なにそれ(笑)」



「ふふ(笑)

まぁ、構えずに感じたままがいいよ。」






そんなふうにフラットにアドバイスくれるの。





「そうだね、ありがとう。」









ニノが優しく微笑んだ。




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