子供じゃない…上司に大人にされ溺愛されてます
第8章 本当に好きな人
ずぷっ、ずぷっ、ずぷっ、
「あっ…あっ…あっ…ン…っ~~~」
あたしのあそこに出し入れする、誠也さんのモノが、
信じられないほどに、早くなり、ごりっとする摩擦と痺れるような快感に、
頭の中が真っ白になる。
快感に霞む視界の中、恍惚とした誠也さんの表情が見えて、ぞくりとして、
また、胸が熱くなった。
好きで……堪らない。
こんなにも、好き、だったなんて……。
繋がり合い、絡み合う体が心地良くて、もっと深く繋がり合うように、
はしたなく両足を誠也さんの体に絡めて、引き寄せてしまう。
ずちゅっ、
ますます深く突かれて、誠也さんのモノが、もっと大きく感じて、
あそこがいっぱい過ぎて、奥を突かれる衝撃が激しさを増し、
甲高い喘ぎ声を、ばかみたいに繰り返す。
「…はっ…、あっ…、あっ…、ああ…っ!」
気持ち良すぎて、あたしの喘ぎ声が、泣き声のように聞こえてしまう。
……だって、こんなに激しいのなんて……っ、
パンっ、パンっ、パンっ、パンっ、
両足を持ち上げられて、腰が浮いた角度で、あたしの両足を上げ下げして、
より深く突かれる態勢で、
激しくぶつかり合う、お互いの性器、骨盤がぶつかる痛みよりも、
快感の方が勝って、夢中になって腰を揺らした。
誠也さんのモノを感じるように、あたしの奥へと導いて、
良いところに思い切り、当たっている。
ダイレクトに当たり続けるから、泣き声のような声を上げ続ける。
あたしの顔、きっと今、だらしなく蕩けた顔をしている。
よだれとか出ちゃってるかもしれないから、恥ずかしいから、
そんなにじっと見つめて欲しくないのに……。
食い入るようにじっと見下ろされて、何度も唇が重なった。
「……ああ…っ、も…っ、ダメ…っ、イくイくイく~~~っ!…あぁ~~~っ!」
体が痙攣して、力が入って、シーツを力任せに掴んで、
ぐしゃぐしゃにしてしまい、誠也さんの体にも爪をたてて、
暴れるように、自分の髪もぐしゃぐしゃにしてしまう。
じっと出来ないような、もの凄い快感が全身を襲い、
あたしのあそこが、自分のモノじゃない感覚に陥った。