『ま゜』
第5章 神戸港連続殺人事件
“さっそくだが、1つ選べよ”
クリア面数を減らせる。
自分の5倍、力をアップさせる。
自身と関係する友人を、仲間に入れることが出来る。
突然クリア。
(ちょっと……なんのゲームかわからないのに?)
“ここは、神戸港連続殺人事件の舞台だ”
(ミステリー? 最後は岩壁?)
“サスペンスドラマじゃねぇ。船越もちずるも紅葉も松下も出ないから”
(なにをするのか教えてよ)
“しょうがないなぁ……これから、ゲームのストーリーの流れでいくつかの殺人事件に遭遇する。お主は腕利きの刑事となって、後輩のマサを引き連れて事件を解決し、犯人を探しなさい”
(これ、ゲームじゃない)
“ゲームだよ。あるんだよ! とにかく、ここにマサが来るから。さあ、どれにする?”
(クリア面数って、このゲームにあるの?)
“ゲーム内で起こるイベント数が減るだけだ。自分の力を5倍にするのも、なにが5倍になるかは、ゲームによって変わる”
やがて、パトカーのサイレン音と共に、一人の男性が現れた。
黒いスーツを着た、20代半ばと思われるペラペラの男性だ。
「はじめまして、マサと呼んで下さい」
(わぁ~、紙兎ロペ的な幅の薄さ)
“やめんかい! さっさと選んでスタートしろ”
(犯人を見付ければいいんですね)
“そうだ”
(じゃあ、友達の大神音子(おおかみねこ)ちゃんを呼んで下さい)
クリア面数を減らせる。
自分の5倍、力をアップさせる。
自身と関係する友人を、仲間に入れることが出来る。
突然クリア。
(ちょっと……なんのゲームかわからないのに?)
“ここは、神戸港連続殺人事件の舞台だ”
(ミステリー? 最後は岩壁?)
“サスペンスドラマじゃねぇ。船越もちずるも紅葉も松下も出ないから”
(なにをするのか教えてよ)
“しょうがないなぁ……これから、ゲームのストーリーの流れでいくつかの殺人事件に遭遇する。お主は腕利きの刑事となって、後輩のマサを引き連れて事件を解決し、犯人を探しなさい”
(これ、ゲームじゃない)
“ゲームだよ。あるんだよ! とにかく、ここにマサが来るから。さあ、どれにする?”
(クリア面数って、このゲームにあるの?)
“ゲーム内で起こるイベント数が減るだけだ。自分の力を5倍にするのも、なにが5倍になるかは、ゲームによって変わる”
やがて、パトカーのサイレン音と共に、一人の男性が現れた。
黒いスーツを着た、20代半ばと思われるペラペラの男性だ。
「はじめまして、マサと呼んで下さい」
(わぁ~、紙兎ロペ的な幅の薄さ)
“やめんかい! さっさと選んでスタートしろ”
(犯人を見付ければいいんですね)
“そうだ”
(じゃあ、友達の大神音子(おおかみねこ)ちゃんを呼んで下さい)