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『ま゜』

第5章 神戸港連続殺人事件

「だったら、次のゲームも参加させなさいよ」

“お主は、今回だけの助っ人。もし、残った屍女が、残り3つを全てクリアすれば、二人とも元の世界に戻そう”

「いや、それあんたのさじ加減でしょ! 私達で遊んでるんでしょ!?」

“い……いやぁ~、そ、そ、そ、そんなこと、な、な、な、ないっすよぉ~”

 ゲームの神の声は、泳いでいた。

「やっぱりね、遊ばれてるよ。残り3つ……水戸さん、大丈夫?」

 相手は声だけ。姿が見えないうちは、なにを言っても聞かなそうだ。

 水戸さんは、文字を打つ。

《大丈夫、楽勝》

「いや、心配だわ!」


























 

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