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『ま゜』

第6章 ツインベーから??

 再び、水戸さん一人となった。

 どうせ、この世界に残るなら、一緒に参加させろと申し出た音子だったが、参加は1ゲームのみと押し通され、後は、水戸さんに任せると姿を消した。

 次の舞台に用意されたのは、湯タンポのような形の青い戦闘機のようなもの。

 両脇に腕の様なものがついている。

『ど*ら"ご<ん`ぼーる゜(Dr.スランプに出そう)』

“これは、ツインベー。この戦闘機に乗ってもらう。今回はシューティングゲームだ”

(1秒に、16発は無理)

“いや、それとはメーカーが違う。これは空を飛んで、空中と地上の敵を撃ちながら進み、雲の中にある鈴を撃って、パワーアップをする。青はスピードアップ、白はツイン砲、赤黒点滅は分身、黒は10発耐えられるバリア。地上の敵を撃ち続けると、飴が出る。それを取れば、三方向に撃てる。最後のボスを倒せば、1面クリアだ。これを、5面クリアすれば、次のゲームに進める”

 そして、特別お助けルールが出される。

 クリア面数を減らせる。

 自分の5倍、力をアップさせる。

 突然クリア。 

 水戸さんは、後悔した。

 なぜ、ここでメカ水戸さんをださなかったのかと……。

 とても、ここをクリア出来るとは思えなかった。

 そして、選んだのは……

(突然クリアで……)

“わかった。では、戦闘機に乗り込みなさい” 

(え?)

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