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『ま゜』

第7章 ドラゴンウェスト

『?』

 スライムは水戸さんが、わわわわに攻撃をすると思っていた。

『せ゜(どうすんの?)』

 わわわわは、スライムと水戸さんを見ている。

 つまり……、

(私しか動けない)

 どうするか、考える。この場合、わわわわに信用してもらい、仲間になるしかない。

 わかってはいるが、それはすなわち、スライムを攻撃すること。

 水戸さんは、スライムを見る。

 にこやかな表情でこちらを見ているため、とても敵とは、思えなかった。

 どちらかと言えば、『~は*ーと゜(かわいい~)』 

「おい、来るならこい!」

 わわわわは、棒を持ってかまえる。

 このままでは、終われない。

 このスライムを倒すしかない。

 自分の吐く息で、逃げてくれないだろうか?

 水戸さんは、スライムに向かって息を吐いた。

 シャシャシャッという、音がなった。

【かいしんのいちげき】

『!?』

 水戸さんは、スライムを倒した。

「ええっ!?」

 驚いているのは、わわわわだ。

「仲間割れかっ!? それとも、次はお前が相手か?」

 わわわわは、棒をかまえる。

『え^に*っく<す(いや、あの、仲間です)』

「なにを言っておる!?」

 言葉の壁。

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