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『ま゜』

第7章 ドラゴンウェスト

「つまり、そのゲームの神からの援助を受ければ、なにかしらのゲームキャラとしての体になるのよ。だから、私があの殺人事件の時に来たときも、ゲームキャラと会話出来て、解決が出来たと思う。それに、私はあの殺人事件のゲームキャラとしては、インプットされてるかもしれないけど、ここではまったくのよそ者」

 水戸さんは文字を打つ。

《だから、私に薬草がきいたり、私の攻撃がモンスターに影響与えたのね》

「そう、つまりこのままいけば、簡単にクリア出来るってこと。その勇者と会話出来るのは、たぶん、あの殺人事件のゲームのメーカーと、このゲームのメーカーが同じだからじゃないかしら。そして、もう1つ。水戸さん、出るのは私達だけじゃないからね」

『?』

 勇者わわわわは、姫を王様の元へと送り、そして最後の決戦に向け、
音子と水戸さんに改めて共闘を願った。


 





















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