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たけるくんと一生さん

第3章 お風呂入りましょう

普通、嫌だろ?
嫌悪感抱くはずなんだよ。同性同士でこんなこと。

だから多分、一生さんの事相当好きなんだと思う。
でもそれが人として好きなのか、いわゆる恋愛対象として好きなのかわからなくて。
一通り語り終ったところで、ふ、といつもの優しい笑みをくれた。

「僕はたけるくんが大好きです」

「っ……」

「恋愛対象として。もちろん人としても好きです」

その言葉で、胸が苦しくて苦しくて苦しくて仕方がない。

「キスやセックスがしたい方の好きです」

「っ、ぁ……」

「たけるくんは、僕と、どうなりたいですか?」

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