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たけるくんと一生さん

第2章 こちょこちょ

「よーし。……うーわぁぁ」

構えて、がばっと気合を入れてくすぐりに行く。

「っあはははっ、やめ、やめっ……!」

「ポケモンGOばっかやってないで僕と遊んでって何回も言ったのに」

「あははは、や、や、ごめっ、あはははくすぐったい!!」

「遊んでくれるならやめてあげます」

「わっ、わかったからっ!あははは、きついー!わかった!なんでも、する、遊ぶ!ごめん!!」

「よし。それならやめてあげます」

くすくす楽しげに笑いながらくすぐるのをやめる一生。

「とりあえずお風呂入りましょう」

「ほんとお風呂好きだよね。でも何で今?てかこれじゃあ1つじゃなくて2つな気」

「気分です。何でも言うことを〜?」

「き、きき、ききます」

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