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たけるくんと一生さん

第3章 お風呂入りましょう

「一生さん……?」

「何でしょう?」

「何故にこんなに近いの」

浴槽は十二分に広いのに異様に近い。
近いと言うか、一生の膝の上に座らされている。
んでもって腕を回されている。どういうこと?

「マッサージしてあげましょう」

「おー、それはいい」

何でもすると言いながらマッサージをされるって。普通逆じゃないか?
でも疲れているから素直に従っておこう。

「脚からいきますね」

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