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狸の詩~漢情~

第2章 幽霊👻

情けないことを言うが、我は怖がりである。
子供の頃から怖がりである。

だけど幽霊は怖くなかった。
もし幽霊に会ったら訊いてみたいことがある。

どうして白いパンティを被ってるんですか?
我もだけどあなたも変態なんですか?

どうして白じゃなきゃダメなんですか?
色んな色があるのに何で白にこだわるんですか?

我の子供の頃はブルマという魅力的なものがあった。ブルマじゃダメなんですか?

白いパンティじゃなきゃダメなんですか?

我考えた。

いつ死んだ人が幽霊になっているんだろう?
パンティっていつできたんだろう?

パンティできた頃は白だけだったのかな?

色々なパンティがなくて白だけの時代。
しかも、その時代にはまだブルマもなかった。

明治末から昭和初期に死んだ人が幽霊になってるのかな?

今までにないエロくて美しい白い布、白い衝撃。それはえいえんに頭に被っていたいほどのものなのだろうな。

中には白いパンティ被ってない超リアルな幽霊もいる。

でも怖くない。
訊いてみたいことがあるんだ。

何故パンティもブルマも被らないのか?
それほどパンティやブルマに執着のない草食な人生だったのか?

もう一度訊くけど、あちら側の幽霊になりたくない?白くて美しいパンティを被っていたくない?

そして、雪女や女ね幽霊も怖くない。
言いたいことがあるんだ。

その白装束の下はノーパン、ノーブラですか?
白装束をはだけて見せてくれ~。

怖いと思えばちょっとのことでも怖くなるが、考え方によっては怖くないよ、知りたいよ。それが幽霊。

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