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狸の詩~漢情~

第49章 夏

夏は衝撃。

薄着で無防備な女のコの衝撃的な姿に、衝撃的に暑い苦しみも吹っ飛んでしまう。
こんなええもんが見られた時は暑さに感謝すら覚える。

夏のお嬢さん、刺激過ぎだぜ、ベイビー。

夏は水。

海やプールを彩る水着たちは水辺のお花畑。
果実がポロリは水がくれたステキなプレゼント。

夏服が汗で濡れて透けてる姿、体にピッタリくっついた裸婦のような姿も汗がくれたステキなプレゼント。

トロピカル~。

夏は風流。

花火、縁日、灯籠、蚊取線香、風鈴、簾・・和を感じる風流がいっぱいだ。

でも一番の風流は浴衣姿の女のコたち、花火よりも華やかな花たち。

打上花火は下からでも横からでもなくて、花火の下の花たちを見ていたい。

浴衣の下はやっぱり素肌だね、大和撫子。

夏の風景は衝撃的破廉恥だ。
まるで下着のような水着が登場した時に、水爆級の衝撃だと、水爆の実験が行われたビキニ島の名前が水着の名前になった如く衝撃的な季節が夏である。

夏の暑さは女は大胆に男は狂わせる。

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