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先生

第8章 変化




私は夜更かしをして課題を終わらせていなかったため課題をすることにした



「ねえねえ」



「ん?」



「愛香って彼氏いんの?」



「課題してるからあとで。」



「じゃあ課題手伝うから教えて?」



「早瀬くんそういうのはずるい、よくないよ。」



「まーた くん 付け。やっぱまだ俺に心開いてないと思った〜」



「あ、ごめん。笑 それは本当に違う!ほんとに癖なだけ…」



「そ?」



「うん」



「ってこんなのいいから。課題手伝う、俺の字汚ねえから手伝うっていうか答え言ってくからどんどん書きな?」



早瀬の強引さに負けて私は手伝ってもらった



「はあ〜疲れたぁぁぁ」



「おつかれ。笑 」



「うん、ありがとう!



あ…トイレ行こーっと。」




パチンッ




手首を掴まれた




「先、答えてから。」




そのまままた席に座らされる



「彼氏なんていないよ?」



「んじゃあ好きな人は?」



「そこまで答える約束してませ〜ん。」



「いいじゃん。誰かは聞かないから。いるかいないかだけ!…ね?」



頼み事が上手な彼



子犬のような目で訴えかけてきた



「好きな人は…まあ…いないこともない」




「なにそれ。笑 いんだろ?」



「まぁ、うん。」



「ふーん、そうなんだ」



「興味無いなら聞かないでよ!!」



素っ気ない態度を取られ少し気に食わなかった私はトイレへ向かった

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