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本気になんかならない

第8章 バカ男子

なので、俺たちは遠足気分でバスに乗る。

ガヤガヤの車内、俺は部長と席を同じくした。

「おう、宮石。朝メシ食ってきた?」

「一応」

「俺、間にあわなくてさ。ここで朝食すっけど、気にすんな」

「どうぞ」

部長はラップにくるんだ食事を、口に放りこみ始めた。

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