本気になんかならない
第8章 バカ男子
「お、宮石が笑った」
「笑ったな、俺も見た」
前席ふたりが言うから
「俺だって笑うことあるよ」って返すと
「じゃ、ウチのオカンがワンコとの散歩中に、カバンを引ったくられたんだけどさ。そのとき、走り去る犯人の背中に叫んだ言葉は?」
と、いきなりクイズを投げかけられた。
「え?ドロボー?」
普通でしかない答えを口にすると、出題者は嬉しそうにバツを出した。
「ブッブーッ。こたえは、入ってんの、ウ●コだけやで~。です」
それは…。
逃げきってシメシメの犯人が、カバンの中身を確認したときの驚愕な顔が思いうかぶようで。。
「あれ?宮石、笑ってる?」
「んだよ?イケる口かよ?」
調子づく2人は、陽気な歌を口ずさみながら話し続ける。
「笑ったな、俺も見た」
前席ふたりが言うから
「俺だって笑うことあるよ」って返すと
「じゃ、ウチのオカンがワンコとの散歩中に、カバンを引ったくられたんだけどさ。そのとき、走り去る犯人の背中に叫んだ言葉は?」
と、いきなりクイズを投げかけられた。
「え?ドロボー?」
普通でしかない答えを口にすると、出題者は嬉しそうにバツを出した。
「ブッブーッ。こたえは、入ってんの、ウ●コだけやで~。です」
それは…。
逃げきってシメシメの犯人が、カバンの中身を確認したときの驚愕な顔が思いうかぶようで。。
「あれ?宮石、笑ってる?」
「んだよ?イケる口かよ?」
調子づく2人は、陽気な歌を口ずさみながら話し続ける。