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本気になんかならない

第8章 バカ男子

バス内の通路をはさんで、横で聞いていた副部長が話しだす。

「ちょっとぉ、バカ男子!宮石王子に下品なこと吹きこまないでくれる?」

「んだよ?宮石だってバカ男子なんだからなっ?」

「あんたたちと一緒にしないでよね。素材が違うんだから」

「じゃあ、聞くぞ?宮石、女のどこを一番に見る?」

…俺を巻きこむなよ。

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