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本気になんかならない

第12章 1・2・3

あの冬の日から宮石君は、私にとって特別な存在になっていて。

いつも彼を意識して

「メグも王子様のよさに気づいたのね」

そうノンちゃんは言うけれど、

「やめてよ、私には彼氏がいるんだから」
と、その都度否定していた。

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