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本気になんかならない

第13章 争奪戦

何かねー、和波君ったら
私とつきあうようになって笑顔が増えたみたい!

なんて、これまた自意識過剰?

彼に近くなったから
そう感じるのかもしれないけど。

デートして、手をつないで、キスをして

私は充実の高校生活を送っていた。


だけど、3年に進級して
小浜さんが再アタック開始?

って感じになって

「最近、あの人
王子のことばっか見つめてるよね?
ヤバいよ?メグ」

ってノンちゃんが言って、

有頂天だった私は焦りだす。


小浜さん、その顔面とオッパイは反則です!

どう見ても私のほうが劣ってるんだもん。

だからって
彼のこと、公衆の面前で平手打ちにしたくせに!

彼に恥をかかせた女になんか
負けるもんですか!

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