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本気になんかならない

第15章 いけない妹

不意打ち敬語を受けて
笑いそうになる私に

彼はこう言う。

「あんまりメグが可愛くて。緊張するだろ?
なぁ、こっち向いて…」

私が顔をあげると、
その瞳を見据えながら
ブラのホックをはずした彼は

「あ、いただきますって言うの忘れてたね」

って、いたずらっぽく笑う。

王子様、行儀がよろしくて!って

私は彼に抱きついてクスクス笑った。

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