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本気になんかならない

第17章 Which one?

夕食は、メグが準備をしてくれていて
俺は申しわけ程度に少しを手伝う。

そしてできあがった食卓。
家庭料理って癒されるな。

自分がまるで
ホームドラマの一員になったような

そんな気がして

俺は嬉しくて
むさぼるように食べてしまった。

いつもの家での食事だって、
給仕夫妻ができたてを栄養も考えて
提供してくれるんだけど

メグの料理はその数倍
箸が進んで


ヤバい、メグのぶんまで食べたかも。

俺、飛びいりなのに、、

あきれたかな?

そんな素振りは微塵も見せないメグだけど

食後の俺はなんとか手持ちはないかと
自分のカバンをあさってみた。

なのに入っているのは、おつまみばっかり。

副部長にブラウニー渡されたとき、
食べずに残しておけばよかったな…。

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