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本気になんかならない

第18章 いたよ?

長期休暇でも何でもなかった3きょうだいは
翌昼、出立した。

「ホントにくれるの?」

「ほしいんだろ?」

「そうだけど…」

「預かっといてくれよ」

「じゃ、わかった」

帆澄に鍵を託した俺は
「つぎは俺がそっちに行くから」
と見送った。

それから空港に並ぶ店で、
メグになにか…と
アクセサリーショップに立ち寄った。

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