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本気になんかならない

第4章 鍵

家に帰って、自室でジャラっと鍵を見つめる。
ホルダーのほうが大きい…。
これって家の鍵だよな?コインロッカーとかじゃないよな。
だけどこんなもの、俺にどうしろっての?

勝手に開けたら不法侵入だろ?
それに、開けたら彼氏とお楽しみ中とか
俺やだよ。

なくすのもダメだし、、。

酔っぱらって俺を彼氏と混同したんだな。
つぎ、会うときに返そう。

とりあえず俺は、その鍵を
鍵つきのひきだしにしまいこんだ。

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